意外なお尻の痛みの正体　
上殿皮神経

・上殿皮神経とは？

・主な症状

・どういう人になりやすい？

・痛いときのストレッチ方法

詳しく説明するとすこし違いますが、

脊柱の腰椎からでて背中の筋肉を貫通してお尻の筋肉（大殿筋）の上を走る神経です。

「殿」部（お尻）の「上」半分にあって「皮」膚と筋肉の間にあるので

「上殿皮神経」といいます。

主にお尻の感覚を脳に伝えている神経になります。

近年、腰痛や殿部痛などのとの関係性が示唆されていますが、まだわからないことも多い部分になります。

・カラダを後ろに倒す（伸展）

・横に倒す（側屈）

・寝返り

・歩行

この四つでお尻の上の方に刺すような違和感や痛みあります。

また症状がある場合は押さえると痛み（圧痛）があります。

レントゲンやMRIで発見することが難しく、多くは患者の訴えと徒手検査によってわかります。

下半身へのしびれや痛みといった神経症状がある場合もあります。

・ずっと座って作業している

・作業ベルトなどの硬いベルトを長時間巻いている

・骨盤が前に出てる（スウェイバック）

・高齢

・激しい運動をしている

特に高齢などでお尻の筋肉や背中の筋肉の柔軟性が低下している人とはなりやすいと言われています。

また、歩くくときに骨盤が横に大きく振れる人は神経が過剰に伸長されるためなりやすい印象があります。

左のストレッチ例

１，上向きで寝た状態で違和感がある側が伸びるように全身を少し反対方向に側屈させます。足はクロスさせるとよりストレッチがかかります。

２，軽くストレッチがかかって心地よいくらいの体勢で３分ほど緩やかにストレッチします。痛みを感じない程度にしましょう。

３，終わったらゆっくり戻りましょう。

軽いストレッチをすることによって神経への血流を改善させて痛みを引きやすくします。