静岡県浜松市のピラティススタジオ

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関節にかかる負担

階段を下りるときに膝が痛い、腰が痛いという悩みは年齢を重ねることに大きくなります。今できることは今のうちに。

今回は膝関節の前側にかかる負担についてです。

 

今回のポイント

・スクワットからみる膝関節の負担

・姿勢から見る関節の負担

・こんな姿勢で座ってると・・・

・痛みの左右差

・ストレッチ方法

スクワットからみる膝関節の負担

みなさん一度その場でスクワットをしてみましょう。

自分のスクワット姿勢が左右どちらに近いですか?

この両方とも膝を曲げるという動きですが、膝の前側や膝関節にかかる負担は圧倒的に2の方が大きいです。

 

二つの違いは

1,骨盤の傾き

2,上半身の位置 です。

 

1,骨盤の傾き

膝の前側の筋肉(大腿四頭筋)は骨盤が後ろに倒れていると硬くなり、骨盤が前に倒れていると柔らかくなります。

大腿四頭筋が硬くなると膝関節のお皿にかかる圧が強くなるという性質があります。

つまり、膝を曲げるときには骨盤・股関節も一緒に動いた方が膝にかかる負担は減るということです。

 

2,上半身の位置

2つの写真のもう一つの大きな違いは上半身がどれだけ前にあるか? 後ろにあるか? です。

上半身が前にあるときと、後ろにあるとき、膝の前側の筋肉の張り感はどちらが強いですか? 

これも圧倒的に後者です。上半身が後ろに倒れれば倒れるほど膝日かかる負担は強くなります。

 

なので骨盤が後ろに倒れていて、上半身も後ろにある状態が一番膝にかかる負担がつよくなります。

姿勢から見る関節の負担

とくにももの後ろ側が硬くなって起こるこの二つの姿勢は関節にかかる負担を増やす要因になります。ふたつとも骨盤が後ろに倒れている姿勢で、前者は若い人に特に多く、後者は高齢の方に多いです。

 子供でもこういった姿勢の子が多いです。膝が痛いと訴えられるお子さんは一度姿勢とスクワット動作をしてみてください。

こんな姿勢で座ってると・・・

普段こんな姿勢で座ってテレビをみたり宿題をしていると、骨盤はどんどん後ろに傾いていきます。骨盤が後ろに倒れた状態が日常化されると、普段歩いているときや立っているときも自然に骨盤が後ろに倒れやすくなります。

子供の「オスグッド・シュラッター病」などがなかなか治らない場合、膝のストレッチよりもまずの日常生活の座り方から直していく必要があります。

もちろんこれは高齢の方でも同じです。

ストレッチ方法

骨盤が後ろに倒れて膝が痛くなる原因のひとつとして、ももの裏側の筋肉の硬さがあります。痛みが出るのは前側なのに、原因は後ろにあることが多いです。

 

この筋肉が硬いと、

・骨盤が後ろに倒れ

・膝を常に曲げたままで使われるようになる

 

両方とも膝の負担を増やす大きな原因となります。ストレッチをしてしっかりケアしましょう。

ただ、膝の負担はストレッチが減りますが、筋肉がやわらかくなっただけで姿勢がもとに戻ったり、スクワットの動作が改善するわけではありません。

筋肉がやわらかくなった状態で、カラダのコントロールを学んでいく必要があります。当院ではスポーツ整形外科に勤務時代の知識を生かし、こういった膝に負担がかかっている子供から高齢者まで幅広いケアをしています。

お困りの方はぜひご連絡ください。

 

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