静岡県浜松市のピラティススタジオ

ブループリントピラティス

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マッサージをすると痛みが引く理由

今回は強いマッサージ後に痛みが一次的に引く理由についての説明です。

強く筋肉を押すとコリがほぐれるとよく聞きますが、それは本当なのでしょうか?

 

今回のポイント

・もみ返し

・DNIC

・必要かどうかはその人次第

もみ返し

強いマッサージを受けた後、とくにそういった刺激に慣れていない人は「もみ返し」といってマッサージ後に2日程痛みが強くなるといったことが起きます。

 これは強く圧迫することによって皮膚や血管や表面の筋膜が軽く炎症することによっておこる現象だといえます。

 炎症後は皮膚や組織は硬くなるといったカラダのメカニズムがありますので、強いマッサージが好きで良く受けている方の筋肉や皮膚はわりと硬いことが多いです。

DNIC

カラダにはDNIC(広汎性侵害抑制調整)というメカニズムがあり、これはカラダの一部に強い刺激が加わるともとあった痛みが軽減されるという神経の反応です。

マッサージ後に痛みが引いた感じがする理由はこれです。

理論的にはマッサージを受ける人が治療効果を感じれてさえいれば、マッサージする部位はどこでもいいはずです。

 「マッサージした後は楽なんだけど、すぐにもとに戻ってしまう」といった意見を聞くことがあります。

これは、また筋肉が硬くなって痛みが強くなった、ではなくマッサージで得られたDNICの効果がなくなっただけ。ということです。

必要かどうかはその人次第

ここまで説明しましたが、では強いマッサージはダメか? と言われれば、私はそうは思いません。

 そういった強いマッサージが好きな人は好きなこと、自分が心地いいと思うことをやってもらった方がいいと思います。

 

ただ、

自分が動くことによってカラダを良くした、そもそも強いマッサージや痛みを伴う治療が好きではない人はやるべきではないと考えています。

ピラティスやストレッチをすることで皮膚や神経の可動性や血流をよくすることによって、痛みの軽減を図ったり、カラダの動きを良くすることも可能です。強いマッサージのような即時的で強力な効果は得られませんが、徐々にカラダの変化を体感できます。

 

一度自分のカラダを見つめなおすのもいいかもしれません。興味があるかたはぜひご連絡ください。

 

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