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足関節の硬さを改善させるセルフケア

足関節の硬さを改善させるセルフケア

足首の硬さは歩き方やスポーツパフォーマンスに影響します。足首が硬いために膝の痛みや股関節の痛みにつながることが多くあります。

今回はそんな足首の硬さに関係のある組織とそこを柔らかくするためのセルフケアの紹介です。

 

今回のポイント

・足首の動き

・動きのチェック方法

・ケーガーズ脂肪体

・セルフケア方法

足首の動き

 

足首は多方向に動くことができますが、わかりやすい動きとして

・底屈

・背屈

この二つがあります。

 

1底屈

底屈はつま先が下を向く動きになります。

歩くときの蹴りだし動作になります

2背屈

背屈はつま先が上を向く動作です。

歩くときの踏みこみ動作になります。

この背屈動作がかたいと足裏を全部つけた状態でしゃがめなります。

動きのチェック方法

1底屈

つま先を下に向ける動作をした時に足首からつま先までが一直線になれば正常です。

 

2背屈

壁に足裏をつけて、そこからつま先を上に向けて足首が5度以上うごけば正常です。

このときに「つま先がうごかないように」足首だけ動かすのがポイントです。

 

特に背屈動作が硬い人が多いです。子供ではオスグッド病などのリスクになり、成人~高齢の方では膝痛のリスクになります。

 

ケーガーズ脂肪体

足首の後ろ側、アキレス腱の内側にケーガーズ脂肪体(以下KFP)という脂肪組織があります。これは足首とアキレス腱の動きを正常に動かすための潤滑油的な働きをしているといわれています。

 

このKFPは通常では硬くなりにくいのですが、足首をあまり動かしていなかったり捻挫などの足首の怪我をした後は硬くなり正常な足首の動きを制限しやすくなります。

 特に底屈時の足首の奥の痛みはこのKFPが正常に動いていない事の痛みが多いです。更に背屈においてもアキレス腱の伸長を制限することになるため、底屈・背屈の両方に制限になります。

セルフケア方法

1,アキレス腱の奥(KFP部)をつまんで左右に動かしたり

2,背屈するときにKFPをつまみながら上に動かす

3,底屈するときにKFPを下に滑らせるように動かす

 

セルフケアをした後に足首の動きが軽くなっていればOKです。

当サロンでは足首に問題を抱えている方に対して、ピラティスの前になぜそういなっているのか?を詳しく評価し、必要であればそこの硬さをとってから運動に入ります。今回説明したKFPは足首の硬さのキーポイントになるため、一度チェックしてみてもいいかもしれません。

 

 

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