猫背になる意外な原因
～膝の過伸展～

・猫背

・膝の過伸展とは？

・ぽっこりお腹の原因

・おススメのエクササイズ

猫背とは頭部が前に出て背中が丸くなる姿勢ので、特に高齢者やデスクワーカーに多い姿勢です。全身の筋力低下があり、背中が丸くなっているので、逆に背中を反らせる動作が苦手になります。

他にも

・スタイルが悪く見える

・腰痛や首の痛みの原因になる

といった特徴があります。

特にスウェイバック姿勢は若い人に多く、いろいろな症状の原因になりえます。

スウェイバックについてこちらの記事を参照

膝が通常よりも伸びやすい状態をいいます。立っているときだと膝がまっすぐよりさらに伸びてふとももとふくらはぎ「逆くの字」になる状態です。

・ふくらはぎの筋力低下

・体幹・股間部の硬さや筋力低下

・膝の位置覚の異常

などがあります。

とくにふくらはぎの筋力低下は過伸展の原因になりやすく、日常生活で運動の機会がなければどんどん衰えていきます。

膝の過伸展があるとふくらはぎに対して太ももが前にいくのでそのまま骨盤も前に出ます。骨盤が前に出ると背中はバランスをとるために後ろに倒れます。

この体勢は下腹が大きく飛び出ているように見えるのでポッコリお腹のように見えます。

実際にウエストが大きくない人でも、この体勢だとお腹が飛び出てみえます。

膝の過伸展の原因のひとつに先ほど紹介したふくらはぎと体幹部の筋力低下があります。体幹部が筋力低下を起こすと骨盤が前にシフトします。

ふくらはぎは前にシフトした骨盤を支えている筋肉のひとつになるため、筋力低下を起こしやすくなります。筋力が低下するとさらにカラダを支えることが難しくなります。

同時に刺激するようなエクササイズを紹介します。

１，立って壁に手をついてカラダをまっすぐにします。

２，片方の足をあげて股関節と膝関節を直角にします

３，そのままカラダがまっすぐのまま、真上につま先立ちをします。